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インサイト

2024年ETFインパクト調査

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズが世界中の個人投資家を対象に実施した調査から、投資家は何を考えているのか、また世界の ETF 市場に関する新たな洞察を得ることができます。

調査結果

機関投資家の強気な見通し

S&P®500種指数の2024年のリターンについて、機関投資家の49%は強気、39%は中立、11%は弱気としています。

しかし、機関投資家はS&P500種指数が米国経済の優れた指標であると考えているのでしょうか?そして、この見通しは、米国や各国、世界経済に対する機関投資家の見通しとどう比較されるのでしょうか?

流動性:機関投資家がETFを活用する最大の理由

機関投資家の最も多くは「流動性管理とヘッジ」に ETF を使用しています (23%)。続いて「分散投資におけるコア資産として」(19%)、「戦術的な資産配分とマーケット・タイミング」(16%)、「特定の市場、セクター、テーマへのアクセス」(15%)のために ETF を使用しています。

機関投資家は、同じまたは類似のエクスポージャーを持つ ETF を選択する際に、最も重要な意思決定基準として何を挙げているでしょうか。

ETFを利用している投資家ほどポートフォリオに満足している

ETFのヘビーユーザー*はライトユーザー^と比べて、機関投資家として運用するポートフォリオの過去12カ月間のパフォーマンスに満足していると回答した割合が非常に高くなっています。

高い流動性などの要素が、機関投資家のポートフォリオの満足度にどのように影響しているのかをご覧ください。

需要高まるアクティブ運用ETF

機関投資家の80%はアクティブ運用ETFを検討する可能性があると回答し、検討する可能性はないと回答したのはわずか4%でした。

そしてオランダの機関投資家の90%がアクティブ運用ETFを検討していることが調査結果より分かりました。

その他、調査結果から得られた内容は

当社の2024 年ETF インパクト調査の結果は、個人投資家から機関投資家に至るまで、世界中のETF投資家の考えを明らかにしており、以下のようなインサイトも明らかになりました。

早速ETFインパクト調査から分かったことを見てみましょう

ETFの未来

本調査について

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズは、フィールドパートナーであるA2BplanningおよびProdegeの協力により、個人投資家と機関投資家を対象に2024年にオンライン調査を実施し、投資家のセンチメント、投資ポートフォリオのトレンド、ポートフォリオ構築におけるETFの影響などについて調査しました。

本調査は、2022年11月と12月に個人投資家を対象に実施した調査をベースとして、さらに発展させたものです。今回の調査「2024年ETFインパクト・サーベイ調査」では、さまざまな国の機関投資家に、対象を拡大しています。

調査データは2024年4月1日から4月25日の期間に以下より回答を得ました: